13階段のあらすじと感想「高野和明の作品はスムーズに読めて面白かった」


ジェノサイドで映画になった作家さんのデビュー作。江戸川乱歩賞に応募して小説が書籍になりました。受賞した時はうれしかったでしょうね。


死刑囚の冤罪を晴らそうとする話。
傷害致死で捕まった三上純一
出所して刑務官の南郷に冤罪事件を
晴らそうとする。成功報酬1000万に
疑問に思いながら二人は様々なところに出向く
やがて、山中に埋まった寺院にたどり着き
証拠を見つけるその証拠には三上純一の指紋がついていた。あんなに熱心だったのになぜ?と驚愕。三上に冤罪を被せようとした犯人が捕まる。それは傷害致死の被害者の父親だった。彼に罪を着せるために証拠を捏造。誤算だったのは南郷が三上を捜査に誘ったこと。本当の証拠品は三上が見つけて南郷は真犯人と格闘、殺害してしまう。無罪にするためにてを尽くす。

こんな感じ。
13階段は面白かった!
あとがきでもかかれていたように詳しい。
刑務官の苦悩
中の様子
死刑囚の直前の行動。
懺悔するものもいれば
怖がるものもいる
第47回江戸川乱歩賞受賞でデビューの作品とは思えないでき。
品評会では議論が煮詰まるんだけど今回は最速で決まったんだとか。
突出していい作品はみんなからも評価されやすいものですね。

何時間かけて調べたんだろ。

死刑執行の苦悩、前科者、図解仏像の見方、
私はみた犯罪被害者の地獄絵図、nhk人間講座トラウマの人間講座、図解科学捜査マニュアル、六法全書

おー、あとがきに参考文献がのってました。
書籍は他にも多数、ホームページからも知識を得ている。これだけ調べものをした上で小説を書いているのをもうちょい早く知りたかったわ。

描写はくどくなくて素敵でした。
小説をかかれている人たちは
作品についてたくさん語れてええなあ。
老人が捜査に協力するのはなぜか
目の前に来てるのは刑務官と前科持ちの青年。
正直うっとうしいと思うのでは?
それを口説く解説せず、
推理小説が好きなものでと、老人に言わせておわりにする。必要な心理描写を短くすまして
物語に集中させる。

この作家さんすきになりました。
他のブログでも皆さん気に入っているようで
わかるーと思います。
好きな小説家が高評価だとうれしくなっちゃいます。