悠久の愚者アズリーの、賢者のすゝめの感想


あらすじ 神薬《悠久の雫》。これを飲んだ者は悠久の時を生きられる。 才能がない男《アズリー》は、偶然精製する事に成功したこの神薬を飲み、不老の体となった。 才能は無かったが、時間はあった。五千年という長い年月を経て会得した、魔法や研究の数々。 使い魔《ポチ》と共に、見聞を広めるべく、旅を始めるアズリー。 目指す場所は最高難度を誇るダンジョン《魔王の懐》。研究ばかりに没頭した故、甘さや若さが残るアズリーが描く冒険の書、《賢者のすゝめ》をお楽しみ下さい。 アース・スターノベルから書籍化。挿絵、イラストが武藤此史。 コミカライズは荒木 風羽。 感想 不老不死のアズリーと犬の冒険話。 800年の付き合うだけあって 「アズリー、昨日はありがとな、久しぶりにゆっくり寝れたぜ」 「礼ならポチに言ってやってくれ、めちゃくちゃ寒いって言ってたからな」 「ハッハッハッハ、ポチにも同じ事言われたからお前にも言ったんだよ と、似てるところがたくさん。 わんちゃん、かなり苦労しているようで 「きっ、貴様何者だ! マスターがそんな事言うはずがない!」  おう、とんでもない言われようだが、その通りだぜ。  一緒に寝たり遊んだりする事はあっても、俺から「休め」と命令した事はなかったような気がする。 「いいからスープくれよ。早く食わなきゃならんのだ」 「さては妖魔の類か!? 幻術でも使っているのだろう!」 「茶番に付き合ってる暇はないんだってば! スープ持って来いや馬鹿犬!」 「な、今私の事、馬鹿って言いましたねっ!?」 ついつい疑ってしまう扱い。 アズリー、普段から何やってんだろう。 愚者のアズリーはケーキを作ろうと思ったら 不老不死の薬を作ってしまったりと びっくりな展開で物語が始まりました。 あとは旅を続けていくだけ。 伏線や謎が適度にちりばめられていて 飽きずに読めます。 300話以上あるので一気に読まず、 空いた時間にちょっとずつ読み進めていくのが おすすめです。