辺境の老棋騎士の感想

最後の目的地は、どこになるのだろうか。
支援BISの辺境の老騎士を読んだ。
WEB小説で気に入っていた。
漫画がでているのを書店で偶然知った。
コミックは2018年Renta!大賞で男性向け漫画で1位。
ヤングマガジン サードで現在も連載中。

辺境の老騎士はいまだに感想ページに感想が書かれていて
人の心に残る人気作品である。

力の衰えた老人の戦闘は派手さはない。
魔獣のいる危険な世界と
剣で闘うファンタジーだ。

コミック版を読んでみると面白い。
辺境の地を守るために、故郷からでた老騎士。
コミック版では文章で想像していた部分を補完できる。

漫画の感想を書いていきたい
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1巻の感想

辺境のバルド・ローエンという男が主人公。
夕暮れ時に腰かけているのが彼だ。
観たままの印象の通り、初老の男性。

人民の騎士とパクラ領を支えてきた。
領主はテルシア家で、隣接するコエンデラ家が好戦的。
バルドは50年ほどテルシア家に仕えてきて名が大きく知られていた。
コエンデラ家が自分を利用して戦争をしようとしているため、
早々に故郷を離れることにする。

コエンデラ家に陰謀があり、バルドが出ていくのをいぶかしんだ。
バルドが急な旅にでていると、テルシア家が呼び戻しにかかる。
シーデルモント・エクスペングラーが言うには、コエンデラ家が
配慮が足りなかったとして土地を用意してくれるという。

バルドは土地の辞退を告げる。
コエンデラ家の用意する土地が新たな戦争の火種になりそうだからだ。
テルシア家からは金貨の入った袋を渡す。
コエンデラ家は、その袋を意味ありげに見つめた。

ここからコエンデラ家がバルドを追いかけまわしていく。
旅をしているうちに刺客を差し向けられる。

魚を食べる前、領主館に寄った時、たびたび兵を差し向けられる。
一体どんな陰謀があるのか?気になるところで次巻へ。

この巻を読んでの整理
広大な土地を大障壁と言われる壁に囲われている。
パクラ領になぜか切れ目があり、外から魔物が来る。

刺客のヴェンウリルは流れの騎士と同じ流派。

コエンデラ家の目的は袋の中身。

バルドにはなんの覚えもない。

整理したことからの想像。

疑心暗鬼になったコエンデラが
余計な探りを入れている。
バルドが気づかぬうちに使命を与えられていて
そのうち、わかる仕組みになっている。

ストーリーはコエンデラとバルドの戦いに注目していけば
追えますね。

1巻のグルメも魅力的
・ウィジクの塩焼き
脂がのるともっとおいしい
・シャリコネ
野草の根で滋養がある

漫画に14才バルドの書下ろしが載ってました。
短い短編ですがWEB小説になかった部分。
人民の騎士になるところです。

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2巻の感想
バルドが屋台で注文をする表紙。
1つ食べたいようで、どことなく嬉しそう。

パルザム王国で王が戴冠。
バルドがいた村でお祝いをすることに。
勅使が旅に疲れからか病気になってしまう。

バルドはゲリアドラの実で倒れたことがあり、
勅使もこれはないかと疑った。
心配して病状を見ると、一夜熱。

薬草を摂取させて休ませた。
バリトード一行は品がよく、何か使命を帯びている様子。

午後になってからコエンデラ家からは盗人が送り込まれる。
バルドは盗人のジャルチャガをとらえてリンツに向かう。

巨大なオーヴァ川は向こうが見渡せないほどで海のよう。
そこで、ヴァンウリルに再びである

ヴァンは雇い主を死んでしまって解雇。
お金が支払われずに身を売っていた。

バルドはお金を手渡してやって、雇用関係になる。
ヴァンは用事が終わったら北であう約束をした。

リンツ伯を訪れるとテルシア家のジュールランから
アイドラが亡くなったのを聞かせられる。
バルドが手紙を送るのは間に合わなかった。

アイドラからは手紙を預かっていて、バルドに渡す。
そこで、ギエンザラペインが手紙をよこせという。
コエンデラとリンツ伯爵の養子が手を組んで、
家督を簒奪しようとしていた。

襲撃のさなかバルドは敵を撃退。
しかし、兵に化けていたジャルチャガに手紙を奪われた。

リンツ邸から屋台へいったバルドはジャルチャガと再びあう。
手紙はコエンデラ家にとって何ら価値のない内容だった。

リンツからでて、村。
そこでアイドラの侍女から話を聞く。
コエンデラ家はなぜ執拗に追い回すのか。
真実を探り出す。

2巻の整理
コエンデラ家は二重の渦巻き、印形を欲している
が、どういうものなのか詳細を聞かされていない。
バルドは渦巻は指紋、印形はずっとまえにテルシアから
小さな刀の中に手渡されていた。

侍女の話はカット。次巻になります。

2巻ででてきた料理。
ジャボ
オーヴァ川でしか取れない魚。
皮と内臓に毒をもつ。
モチーフはフグ。
フグは調理に免許がいります。
バルドの食べたものでも調理師が
やってくれたんでしょう。
毎年自宅で処理した人で救急搬送される人が
後をたちせん。
おいしいんでしょうね。

テューティル
小麦粉に塩が効いている。
中には甘いテンタル、辛いグリニクと多種多様。
白身魚にみそがつく、貝のむき見にはみそがない。
1口ごとに味が変わる。
鮫川 ふか(仮 on Twitter: "「辺境の老騎士」に登場する屋台料理、「テューティル(挟み焼き)」をそれっぽく再現してみました。 具材等は書籍版を参考にしてみました、予想以上にコレ美味いです!(=゚ω゚=) #辺境の老騎士 #料理 http://t.co/dqLbiHPmjM"
作ってみた人がいました。
おいしそう。
日本は海鮮豊富。
簡単に作れるのがいい。

ギー
冬に食べるには乾燥させないといけない。
食べると汁がのどを潤す。
塩をいれてゆでると甘くなる。
モチーフはトウモロコシ
トウモロコシは世界3大主食の1つ。
日本にトウモロコシ料理は少ない。
乾燥させて食べるトウモロコシは
水でもどしておかゆに混ぜて食べる。
ごはんに炊き込んで食べられます。
日本のは天日干しなのでそのまま食べるのも可能。
ギーは天日干しって描いてました。
そのまま食べれるやつ。
バルドが見たときはまだ乾燥しきってなくて
おいしそうな汁が出てきてました。

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バルドがスタボロスを優しくなでている表紙。
3巻の感想
パルザム王国の王とアイドラ姫の出会いから。
ウェンデルラント・シーガラスは陰謀渦巻く王国から
辺境の地へ逃れていた。
流れでコエンデラ家が預かることに。
コエンデラはアイドラ姫も預かっていた。
2人は出会ってしまう。

印形はジャルチャガがコエンデラに売り。
2重の渦巻きは詩だとバリトードがコエンデラに言う。

バルドはコエンデラ家のドルバ領内にきていた。
バルドの理解とコエンドラへの説明の違い。

バルドはジャルチャガとバリトード司祭と密会をしていた。
そこで、ジャルチャガに印形を使った儲け話を。
バリトードには渦巻の説明をお願いした。
真実をそのまま伝えれば凶行に走るのを危惧して。

すべての黒幕はコエンドラ家のカルドス。
彼は、かくまった青年が王になれると思わなかった。
養育費は使い込みをしている。
それをすべて告げれば権力を持った王に衰退に追い込まれる。

そんな中でバルドが旅をするのを聞いた。
これは、バルドがアイドラと王の間にできた子供の証明をするのでは?
カルドスは証拠をもみ消して生き残るために陰謀を企てていた。

カルドスの息子を王の子供と偽る。
アイドラ家と王の子供は過去にすり替えたと嘘をつく。
こうすれば、王の子供の安全を確保するためにしたこと。
資金は使い込みをしていない。
さらに、自分は王の子供の養育者になれる。


実際には、初代王の指紋と酷似しているのが王の子供。
指紋を取られればばれてしまう。
カルドスの策略は成り立つはずがなかった。

邸をでるときに兵士を始め、ジョグウォードに止められるものの
老人と思えぬ迫力で外に出る。

バルドが旅に出てから、スタボロスは老衰で死んでしまう。
また、狼に襲われてしまった。
普段であれば馬が食われた好きに逃げるか、態勢を整える。
しかし、バルドはそれが嫌いだった。

どうせいつ死んでもかまわぬのだから望み通りにしたい。
狼相手に剣で立ち向かう。

バルドの剣は無理がたたって壊れてしまった。
最後の一匹にやられそうになるところで斧が飛んでくる。

緑色をしたゲルカストに助けてもらった。
ゲルカストは1人。
1人で行動するゲルカストはタイ罪人だがバルドは詳しく聞かずに
旅に出る。

武器を求めて入った雑貨屋にひときわ目を引く武器があった。
ここから新たな旅が始まります。



3巻の整理
バルドの旅は1区切り
バルドが目にした武器はなにか?

ご飯業者は無しでした。
緊迫感のあるシーンですね。


この理解でいいでしょう。
ヴァンウリルとの出会いがすんでませんから。
北に行くといっていたのでそこで再開してから
旅が始まっていきます。

旅のメンバーは
ジャルチャガ、バルド、ヴァンウリルとなりますね。
バルドの持った武器が気になるところです。

4巻未購入。
発売済み
4巻の料理
青巻菜(エガソルシア)の料理
干物を入れた水を煮ていく。
うま味が染み出したところでエガソルシアを入れる。
サッポの汁を入れて、白いスープで飲む。

辺境の老騎士の作者

支援BIS
しえんびすと読みます。
レイ・ブラッドベリSF小説が好き。
仕事は不明。
既婚者、妻子がいます。
娘に書籍を読ませた感想を載せていました。
活動報告は書籍、食エッセイ。
最近は更新してません。

作品は20作品。
いくつかピックアップします。

最初の投稿作品
迷宮の王
たまたま、ミノタウロスが迷宮を歩き回れるようになる。
ユニークモンスターのミノタウロスはひたすら強い相手を求めて
下層へ歩いていく。
最下層に降りてからメタルドラゴンを倒し続けて、ついに主として君臨。
30年ほど生きている。

迷宮はゆがみをとるためにあった。
ゆがみがたまるとゆがんだ神ができる。
設立当初は神霊が処理をしていた。
迷宮を作っていたものも、神霊もいなくなり
ゆがみはたまっていく一方。

ミノタウロスと、人間が邪神を倒す。

物語は2人主人公がいますね。
人間とミノタウロス
序盤はミノタウロスだけで話が進行していきます。
獣の考えと人間の差は面白い。

ミノタウロスと人間はお互いの姿を知りません。
お互い異形の怪物と見えていました。
2人で邪神を倒していくのを見ているときは息ピッタリ。
戦闘描写が続いてきますから、
どんな相手と戦うのか、
迷宮の秘密は?
と想像しながら読んでいけました。


現在更新中の作品。
狼は眠らない。
冒険者のレカンは黒穴をみつける。
中に飛び込むと異世界に行ける。
飛び込んだ先での冒険談。

レカンは言葉も伝わらない中、
貴族の娘に親しくしてもらう。
レカンは迷宮の踏破を目指して
つぎつぎと迷宮を攻略していった。

謎解き要素はないですね。
黒穴に入った相棒は未登場。
レカンがなにか使命を帯びる様子は無し。
強さを求める点ではミノタウロスと同じです。
レカンは人間なので様々な人間関係ができていく。

シーラの弟子になる。
エダを弟子に持つ。
強くなったら、パーティをもって迷宮の攻略。
これを繰り返していました。


辺境の老騎士の考察

馬にある角

思いっきりネタをばらしていくスタイル。
馬の額にある角。
描写細かい!
3巻全部でおでき。
角です。
バルド・ローエンのいる世界では、星船に家畜がいました。
獣が魔獣化しない仕組みが角です。
年を取ると丸くなるんだとか。
ちなみに、魔獣に角をつけてもだめ。
精霊が取り付いて魔獣になってしまいます。

ジャルチャガって何者?

ジャルチャガはカーズと渡り合えます。
ただの盗賊がなぜに。
盗賊になってからは貴族に、そして王様になりました。
農民だった秀吉が幕府トップになるのと同じくらい
びっくりなことをやっています。

ジャルチャガは物語の最期で病に倒れてしまいました。
がんかなって想像してます。
バルドが試しに洞窟に連れていければ治ったんでしょうが
自然の寿命に任せる。

ジャルチャガは、非常に鋭敏な感覚をしていて、
カーズが索敵を任せるくらいでした。
盗賊として暮らしているときに身についた技術でしょうね。
あの能力があれば技術を生かして暮らしていけた。
騎士として少年時代を過ごせていたら重宝される存在になったと思う。
もったいないですねー。
バルドはカーズを始め、魔剣を持つものと縁がありました。
ジャルチャガも武器を持ってないだけで、近縁者だったりしないかなって
想像してます。



購入が待ちきれないので、小説でおさらいしようと思います。

WEB小説の辺境の老騎士感想

第1章 古代剣

鉈剣前編、後編
名もなき村で鉈剣を手に入れたバルド。
店主曰く、研げない剣。
村で寝ていると、川熊が現れたという。
バルドは川熊をたやさく切り裂き、
3匹倒してしまった。

通常の剣は魔獣を傷つけられない。
若いころなんとしても手に入れたかった
剣が手に入ってしまって笑うバルド。

昔の夢がいらなくなったときにかなうとは、
なんとも悲しい。
魔剣とはどんな知りものなのか性能が明らかになっていきます。

騎士志願の少年、前編、後編
縞狸に襲われていた男を助けたら、お礼に山小屋での食事を
してもらう。
エガソルシアが自生していて、魔物には襲われなかった。
バルドは煮た汁をマントなど着用物に浸しておくといいこと。
青巻菜のおいしい食べ方を教える。

そこには、騎士志願の少年がいた。
バルドは騎士になるなら、人を切らなければいけないいこと。
帰り際魔獣を少年の目の前で切ってあこがれのまなざしで見られる。

バルドの若かりし頃が読めました。
流れの騎士に弓で魚の取り方をおしえてもらってから
面白いように魚が取れるようになったんだとか。
漫画ではアイドラ様がやろうとしてましたね。

壁剣の騎士、前編後編
ゴドンザルコスとバルドの出会い。
始めはバルドを偽物だと疑われて、
誤解が解けてから試合をします。

黒エビを食べるシーンがおいしそうで。
印象に残ってます。

仇討ち、前編、後編
山の中で商人がみすぼらしい風体の老人に助けられる。
老人たちは首に変な巻物をしていた。
バルド達は大したお礼もされないのを見て、
食事をおごってやることにした。
お酒や鹿肉のくんせいなどおいしそうに食べる。
あとになってこの老人たちが10代後半であること。
みすぼらしい外見はつらい生活を送ってたゆえなのを知る。
ゴドンがうまいもの、食べさせてやりたかったと言っていたのが印象的。

月魚の沢
宿でおいしい月魚を食べる。
しかし、帰り際に宿の女将が死灰病だったと騎士に聞かされる。
物々しい騎士は集落を焼き払うのに来ていた。
実は、密告した薬師が宿の下にお金を隠していて、
それを掘り出すためにウソをついていた。

死灰病が危険な病であること
2つの月をたとえに食事を楽しみにしているのがわかります。

ジャミーンの勇者
ごちそうを食べたバルド。
ピネン老人の孫が病気になってしまい、
山を通り抜けようとした。
そこはジャミーンの大事な土地で
精霊の裁きを受ける。
獣との闘いに勝ち、ジャミーンの長から通行許可の矢をもらう。

バルドはジャミーン、ゲルカストといった亜人
残虐そのものと聞いていました。
しかし、実際に話してみると彼らには彼らの道理があり
仲良くできそうだとわかりました。
誤解が解けていくのは心地いいです。

4巻はこのあたりかと思います。