ARIAの感想「癒されたい」人にぴったりの漫画

ARIAは疲れた日常に癒しを与えてくれる漫画です。
天野こずえによる雑誌掲載の漫画でAQUA,ARIAの全114巻き。
舞台は未来の火星、アクア。
地球のヴェネツィアをモチーフにした都市で1人前のウンディーネを目指す
水無灯が主人公。

作品はAQUA,ARIAの二つのタイトルがありました。
現在は完全版でARIAに統一されたものがある。
きれいな絵柄です。

1巻ずつ感想を書いていきます。

ARIAになる前、 AQUA1巻

1水の惑星
水無灯里が制服をたくしあげて、足先を水につけているシーンは気持ちよさそうです。

AQUAにつくところ。
SFがでてるのは最初だけ。
太陽系航空宙社のネオ・ヴェネツィア便で主人公が書き物をしているシーン。
あとは現在のヴェネツィアとほんの少し機械がでてきます。
生活は人の手で行って極力機械は顔を出さないスタイルのようです。

就職先で寝坊してしまった灯里に笑ってしまいました。
優しそうな女性が出迎えてくれます。

2水先案内人
アクアの地政学について解説が入ります。
カレンダーが地球は4月
アクアは8月。
地球から来た観光客が季節を間違ったり、
水先案内人は注意が必要ですね。
説明するときにあたま使いそうで大変そうだと思いました。

水無灯里は藍華という友人ができました。
打算的だなって印象を受けます。
灯里ちゃんはそれに気が付かずほのぼのしてました。

3水没の町
アクアアルタによって町が水没していました。
漫画だと透き通った水で楽しそうです。
現実は?とちょっと見に行ったんですが濁った水で
かなり危なそう。

雨が降ってきてしまったので友達の藍華ちゃんの家に泊まっていました。
女子トークが楽しそうでまぶしかったです。
ここの魅力は水に沈んだ町ですね。
昼間と夜景がきれいでした。

4猫の王国
アリア社長に焦点を当てた話。
縁起を担いで猫を社長に据え置いています。
駅長に猫を採用するようなものですね。

船に乗る練習がてら追いかけると
何度も同じ場所を行き来する。
ほのぐらい怖さがあって恐ろしかったです。
そのうちアリア社長を見つけて帰れました。

にしても登場人物アがつく人、動物ばっかりですね。

5希望の丘
ウンディーネの厳しさが垣間見れるシーン。
藍華が半人前に昇格。
なんも見習い、半人前、1人前の3段階があり
手袋で判断できるんだとか。
水無灯里はまだ半人前です。

そこで、先輩のアリシアに誘われてピクニックへ。
なんとなく察しがついてましたが昇格試験でした。
陸橋水路を渡ったところで合格を言い渡される。

抜き打ちの審査で新人はしらないというのが怖いですね。
壁に当たったら減点、接客が悪ければ減点などあるんだと思います。
先輩がカウントをしつつ、点数にみたなければ不採用、あるいは維持。
こうしてシングルの半人前にあがれずに落ちていく人が多数いるんでしょうね。

水無灯里と藍華は一発で突破してします。
最後に希望の丘から見る景色は宝箱みたいに素敵でした。

ARIAになる前、AQUA2

表紙はアリシア。
金髪のきれいな女性です。

6初めてのお客様
サラマンダーという浮島で天候の管理をする仕事です。
地上にめったに降りてこないお客をスロープまで案内する。
半人前の水無灯里は船のスピードが遅く、操作も未熟。
迷惑をかけつつ頑張ってました。

地球で練習をしてきたものの前後逆になっていたのがあだですね。
やり直しにならなかったら相当腕前は良かったろうに。
アリシアの新人指導がやさしくていいなーとうらやましいと思いました。

7社長はツライよ
これ、男はツライよのオマージュですかね。
掃除をしているところ疎外感を感じたアリア社長が家出しちゃいます。
かわいい。
家出をしている間に海鳥に餌をあげたりヒメ社長に会いに行ったりしてました。
そこでも居場所がなくてさみしがるアリア社長は人形をぎゅっと握ります。
かわいい。
夕方になってARIAカンパニーの屋根からひょっこり姿を見せました。
ああ、いいですね。

8夜光鈴
アクアの海底でしか取れない名産品。
地球ではみられない石っていいですね。
私が観光客なら夜光鈴みたくて来ちゃうと思います。
夜光石の結晶を手にしてご満悦の水無灯里がみれました。
小さな光は日本でいう花火みたいでよかったです。

9ヒーロー見参
アリア社長にスポットが当たった話です。
ほっかむりをかぶったアリア社長が住民のために大活躍。
落とし物を届けに行って子供にお礼を言われていました。
猫が街中を泥んこになりながら歩いているさまは涙ぐましい。
アリシアは成果をうれしがるアリア社長を目いっぱいほめてやってました。
水無灯里は怪我をしていないか確認をするあたり優しいなって思います。

10花火
前に登場したサラマンダーの名前がわかりました。
暁っていうんですね。
アリシアが名前を知ってるなんて交流があるのか
わくわくします。
アリシアの交友関係って謎に包まれていて彼氏とか
いるんでしょうかね。

残暑なのはサラマンダーのせいなんだとか。
機械のように正確ではないからそこが気に入っている。
と、水無灯里がいっていました。
やっぱ地球と火星の差を感じられるのはいいですね。
アクア出身ではない視点で物事を見られます。

地球にはない花火を水無灯里がみていました。
音が響くのとホログラムにない迫力。
きれいな光景に目を見開くばかりです。

特別編、風邪とプリン
AQUAに登場しなかった女の子が一人登場します。
どうも私が買ったのはARIAがでてから新たに発売されたAQUA.
なのでこういうこともできたんですね。

風邪を引いているけどプリンが食べたい藍華は部屋を抜け出して
2人の練習風景を覗き見ます。
自分がいないのに成り立っている世界にさみしさを感じていました。
ああ、わかるなともの悲しさを覚えます。

でも、あの女の子だれよ?と気になりますね。
小さな背丈でかわいい女の子です。
ウンディーネになるだけあって容姿がいいです。

ARIA1巻

1ネオ・ヴェネツィア
マンホールからのお客様がくる話。
新婚旅行におじいちゃんがついてきた。
非効率的なものを嫌っていてなぜありがたがるのかわからない。
と、旅行先にもかかわらず空中投影された画面を見ています。
そのうちに、じゃがばたをみかけて食べてもらいました。
地球だと適切なサイズ、適切な温度ででてくるものがここだと
熱すぎたりする。大好きだという水無灯里がかわいいです。
2陸揚げ
久しぶりに機械が出てきます。
船を上に持ち上げて掃除用の場所までもっていく。
小さなドローンでしょうかね。
あんなに小さいのに船を持ち上げてぴったりの位置に
持ってくるあたりが高性能です。
船底についた貝を取り除いていくのは骨が折れそうだけれども
藍華、水無灯里の二人とも楽しそうに取り除いていきました。
虹色が浮かぶのがきれいでよかったです。

3ため息橋
橋が刑務所とつながっている場所で。
そこから見るヴェネツィアをみてため息をついた。
と、いう史実に基づいて名付けられた橋。
場所は違うが景色はきれい。
上空に飛行船が飛びつつ、きれいな景色が見れました。

暁と待ち合わせ場所にきた水無灯里お互い時間をつぶすのに
話し込んでいます。ひょっとしてアリシアじゃなくて水無灯里の
ボーイフレンドの方でしょうか。
どっちかなーと気になりました。

4お天気橋
ちょっとしたホラーですね。
出身国別に島があって文化村を作ったんですって。
稲荷大社があったので日本の島に行きました。
突然雨が降って狐の嫁入りを話そうとしたところで思い出せないアリシア先輩。
これは、と思って身構えてました。

狐の嫁入りに水無灯里がでくわします。
男の子が近寄ってきてお稲荷さんを上げました。
あー、ホラーというよりほのぼの回ですね。
仮面をかぶった男の子が走ってくるのは怖いです。
あんな不思議な光景にであるなんてアクアに不思議なことがいっぱいですね。

ヴォガロンガ
船のレースがあります。
住民が参加できるものでウンディーネの試験と言われている。
藍華と水無灯里は挑戦しました。
が、灯里は寄り道をしてばかり。
えーいいの?と思いながらみてました。

結局楽しんだままレースは終了。
アリシアに確認を撮ったらただのうわさでおわりました。
アリシアついてこなかったもんね。
じゃあ、レースの間だれといたんだろー
と、空想を膨らませてました。
友達ときゃっきゃ遊んでたらかわいいです。

ARIA3巻

6雪虫
冬のまえに訪れる虫
丸っこくてかわいいです。
冬眠でいなくなるのを寂しげにみる
水無灯里が印象的でした。
7桃源郷
温泉にいってアリシア、藍華、灯里でまったりする。
廃墟で温泉に入って趣がありました。
きもちよさそー
8星の謳声
アル君登場。地底管理人は重力を管理している。
オルガンを奏でるようにして重力石をコントロールします。
見事な音色をかなでているようで、表現しきれないんだとか。
いいなーどんな音色なんだろっておもうところです。

9アウグーリオ・ボナーノ
日本の明けましておめでとうに当たる言葉
年越しをみんなでします。
持ち物を上に放り投げて朝日を見る。
きれーい
10謝肉祭
前の話で終わりかなって思ったら続きがありました。
カサノヴァが出てくる話です。
正体は謎に包まれていて追いかけてみると
猫だったと。
驚きますねー。
アリア社長と一緒に帰ってきました。
あの巨大な猫はなんなのか気になるところです

ARIA3巻

11春一番
出会いの季節だけあって新キャラ登場です。
かわいい女の子でおれんじぷらねっとの社員。
姫屋の藍華とのライバル企業です。
無愛想な子でしたが最後にかわいい笑顔を見せてくれました。
12満開の森の桜の下
アリシアに誘われてとっておきの場所を見ることに。
ところが道中道に迷ってしまう。
道に迷った先にはきれいな桜の木があった。
ライトアップされた木をみつつ間違ってもいい景色がみれるのなら
いいなーと思うところ。
13街の宝物
藍華が練習中に宝箱を見つける。
そこから街中を謎解きしながら歩いていった。
次々にいろいろな場所を探索して
最後はきれいな街の景色がプレゼントされる。
最後に宝箱を戻すところで何人も同じようなことをしていたと
わかり、ほっこりします。
14水の3大妖精
2人の先輩と自分たちの話。
あこがれの先輩達がどういった存在なのかを説明されています。
藍華がアリシアと晃が好きな理由があってよかったです。
15ボッコロの日
好きな人へバラを送る。
暁は張り切ってアリシアに送ろうとするも灯里に送ると勘違いされました。
脈なしかーとざんねんに思います。

ARIA4巻

16ネバーランド
島からの招待状は先輩たちからの者。
夏に向けて息抜きをします。
素敵な世界と灯里が感じる理由。
心持次第だと気が付けると楽しいですね。
17逃げ水
蜃気楼にくらんで猫の喫茶店に迷い込む。
少し不思議な話です。
アリア社長とでてこれらました。
18空泳ぐ魚
飛行社にのって空の旅。
ウンディーネの制服のままエアロバイクにのってました。
ネオヴェネツィアを見下ろしてミニチュアみたいになった
街をみれます。
19伝説の大妖精
アリシア先輩の先輩。
ARIAカンパニーの創始者にあいます。
田舎町に引退していて休暇のようでした。
楽しむとアドバイスをもらいます
20レデンントーレ
屋形船に乗ったお祭り
今年は招待をする側で10人ほど。
水の3大妖精や友達をよんでわいわいやってました。

ARIA5巻

21郵便屋さん
船を貸してあげて一緒に郵便の手伝い。
初めてもう手紙は郵便屋のだった。
灯里がネオベネツィアになじむ様子がよく書かれています。
22舟謡
ウンディーネは歌もあります。
アテナ先輩とアリスの話。
落ち込んでいるときにアテナ先輩は歌ってくれていた。
先輩後輩の関係にいいなーとうらやましかったです。
23流星群の夜
アル君、藍華で星空を観ます。
いい雰囲気にきゅんっときました。
24マルガリータ
晃先輩主導の藍華、灯里、アリスの話。
厳しい指導といっても最後にはマルガリータをおごってくれたり
いい先輩です。
25影追い
サンマルコ広場で影を追いかけて席を移動する。
実際に行われていたもので、趣があります。
店長と仲良くなるのが灯里らしい。

ARIA6巻から12巻も同様に楽しめました。
漫画意外にも映画化されています。

ARIA The AVVENIREの感想

物語は3話を一挙放送している。
物語の続編。
アイが新入社員として入ってきた話、
灯里の過去と物語がきけました。

映画を通してみると10年前の懐かしい気持ちがよみがえってきます。
ヴェネツィアは言ったこともないのに空気感が同じと感じられて、
不安に思っていた新たな侵入者委員のあずさとアーニャが溶け込んでいる。

まさしくアリシアから灯里その後輩へとバトンタッチされていくのが
面白く描かれている。

劇場版ではあのアテナ先輩も登場した。
川上とも子さんは亡くなっていてセリフの追加は行えない。
未公開の歌声を公開して場面をつないでいる。
最後のプレクレジットのアテナ役は必見です。

1話その逢いたかったあなたに。

原作の10巻にあった話を収録。
アリシア、アテナ、晃が出会う一瞬がみどころ。
灯と晃の組み合わせが珍しい。
晃がアリシアにプレゼントを渡したいために街を探し回って
プレゼントを無事に渡せた。

アリシアのプレゼントの受け取り方は優美。
ゴンドラの交差点でアテナも現れる。
誕生日のお祝いをする。


2話その暖かなさよならを
11巻のケットシー登場。
7つの不思議をすべて体験してしまい、ケットシーと別れる。
これぞ最後と実感がわいてくる。
灯里がケットシーと会えなくなるが次に
後輩たちが不思議を体験していくんだろう。

3話その遥かなる未来へ
新規の話。
アリス、愛華、灯里は忙しい。
アイ、あずさ、アーニャで3人が合わせようと計画を練る。

この物語を読むと、続編を次々作っていける作品に思える。
後輩世代の話に主眼を置いて先輩達を時折出演させるだけ。
でも3年たっても続編は出ないのでもう終わったんでしょう。

ARIAというのはどんな世界だったか?

ネオヴェネツィアはきれいでした。
ヴェネツィアはウンディーネは男ですし、水は汚いはず。
でも漫画だと女性がゴンドラをこいで、水がとてもきれい。
透き通って見えました。

火星がテラフォーミングされていながら町は遅れている。
レトロな趣味の愛好家が集まっています。
生活、仕事も部屋から出ることなく行える。
灯里はそういった世界から飛び出してきました。
だからこそ、言葉を覚えたての幼児の様に世界を楽しめる。
読者も灯里が楽しむ姿を見てあたたかい目で見守れます。

灯里のセリフは説教臭くなく、それでも染みる。
自分の何気ない動作や日常を素敵なものに変えてくれました。
物語進む中で素敵な日常を歩むコツを教えてくれます。